デリケートゾーン(陰部)に「できもの」が!これって何の病気?

デリケートゾーン

デリケートゾーンにできものができたことはありませんか?なかなか他の人には相談しにくいですし、「何の病気なの!?」と不安になりますよね…。そこで今回は、デリケートゾーンにできものができる原因について解説します。

毛嚢炎(もうのうえん)

デリケートゾーンの毛が生えている部分にできやすいのが、毛嚢炎(もうのうえん)です。毛穴に細菌が入ることで炎症が起こり、毛の根元の皮膚が赤くなったり、白い吹き出物が発生したりします。場合によっては、触ると痛みを感じることもあります。

毛嚢炎は自然に治ることも多く、市販薬でも対処可能です。炎症がひどい場合は、婦人科を受診して薬を処方してもらうのがおすすめ。毛嚢炎に有効な抗生物質を含む薬が処方されます。

毛嚢炎に効く市販薬

毛嚢炎に効果的な市販薬には以下のようなものがあります。ただし、炎症がひどい場合や毛嚢炎かどうか判断できない場合は、早めに婦人科を受診しましょう。

※市販薬を使用する場合は、使用上の注意を読んだうえで、用法・用量を守って使用してください。

ドルマイシン軟膏(第2類医薬品)

怪我などの化膿予防及び治療や、毛嚢炎、せつ、よう、 ちょう、とびひ、湿疹などに有効な薬です。コリスチン硫酸塩とバシトラシンという2種類の抗生物質を配合しています。

  • 商品名:ドルマイシン軟膏
  • メーカー:ゼリア新薬
  • 容量:6g、12g
  • 価格:600円、1,000円(税抜)

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テラマイシン軟膏a(第2類医薬品)

毛嚢炎、とびひ、めんちょうといった化膿性皮膚疾患に有効な薬です。ポリミキシンB硫酸塩とオキシテトラサイクリン塩酸塩という2つの抗生物質を配合しています。

  • 商品名:テラマイシン軟膏a
  • メーカー:武田CH
  • 容量:6g
  • 価格:750円(税抜)

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ベトネベートN軟膏AS(指定第2類医薬品)

毛嚢炎、とびひ、めんちょうといった化膿性皮膚疾患や、化膿を伴う湿疹、皮膚炎などに有効な薬です。ベタメタゾン吉草酸エステル(抗炎症剤・ステロイド成分)や、フラジオマイシン硫酸塩(抗生物質)を配合しています。ただし、粘膜部分には使用しないでください。

  • 商品名:ベトネベートN軟膏AS
  • メーカー:第一三共ヘルスケア
  • 容量:5g、10g
  • 価格:1,050円、1,900円(税抜)

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性器ヘルペス

ヘルペスウィルスによって発症する性感染症です。外陰部に水泡や潰瘍が現れ、痛みやかゆみも感じます。

性器ヘルペスは市販薬では対処できないため、早めに婦人科を受診しましょう。治療には、ウイルスの増殖を抑える抗ウィルス剤が使われます。

また、性器ヘルペスは再発しやすい病気です。疲労がたまったり免疫力が低下したときなどに再発することがあります。

尖圭(せんけい)コンジローマ

HPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスによって発症する性感染症で、デリケートゾーンにイボが生じます。

イボの色は白、ピンク、褐色、黒色とさまざま。形は乳頭状のほか、ニワトリのトサカやカリフラワーのような状態になることも。自覚症状はイボのみの場合が多いですが、まれに痛みやかゆみを感じることもあります。

尖圭コンジローマも市販薬では対処できません。症状を感じたら早めに婦人科を受診しましょう。塗り薬による治療のほか、イボをレーザーや電気メスなどで取り除く外科的な治療も行われています。

女性

できものを自分で潰すのはNG!

デリケートゾーンのできものを自分で潰すのはNGです。できものを潰すとそこから細菌やウイルスが入り、さらに炎症を引き起こしてしまう危険があります。万が一潰れてしまった場合は、早めに婦人科を受診してください。

デリケートゾーンのできものを予防するには?

毛嚢炎は毛穴に細菌が入ることで発生するため、デリケートゾーンを清潔に保つことが予防となります。また、ムダ毛処理によって肌が傷付き、そこから細菌が侵入してしまうことも。デリケートゾーンのムダ毛を処理する際は、できる限り肌にダメージを与えないように注意しましょう。

性器ヘルペスや尖圭コンジローマといった性感染症は、コンドームで予防することができます。パートナーとしっかりコミュニケーションを取り、予防していきましょう。

まとめ

デリケートゾーンにできるできものの原因には、毛嚢炎性器ヘルペス尖圭コンジローマといった病気があります。

毛嚢炎の場合は自然治癒や市販薬での対処も可能ですが、性器ヘルペスや尖圭コンジローマは自分では対処できません。また、どの病気が原因なのか自分で判断するのは難しいため、いずれにしても早めに婦人科を受診することをおすすめします。